C#のWindows Formsアプリケーションを使用して、ボタンを押すと固定座標に丸、四角形、線、文字列が描画される簡単なプログラムを紹介します。
準備
まず、Visual Studioで新しいC#のWindows Formsアプリケーションプロジェクトを作成します。
その後、デザイン画面でフォームにButton
コントロールを1つ配置します。このボタンがクリックされると、図形が描画されます。
サンプルプログラム
以下はボタンクリック部分のみのサンプルです。
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
// グラフィックスオブジェクトを取得
Graphics g = this.CreateGraphics();
// 座標は固定
int x = 50;
int y = 50;
// 丸を描画
g.FillEllipse(Brushes.Blue, x, y, 50, 50);
// 四角形を描画
g.FillRectangle(Brushes.Red, x + 70, y, 80, 50);
// 線を描画
g.DrawLine(Pens.Green, x, y + 80, x + 100, y + 140);
// 文字列を描画
g.DrawString("Hello!", this.Font, Brushes.Black, x + 200, y + 20);
// グラフィックスオブジェクトを解放
g.Dispose();
}
実行結果
まとめ
本記事では、Windows Formに図形を描画するサンプルを紹介しました。
描画に使用するグラフィックスオブジェクトは、ボタンなどでも取得可能です。いろんなコントロールに自分の好きな図形を描画してみてください。