【C#】浮動小数点数の四捨五入、切り上げ、切り捨て

C#

この記事では、浮動小数点数(double型)の四捨五入、切り上げ、切り捨て処理について紹介します。

四捨五入

C#でdouble型の変数の小数点第2位を四捨五入するには、Math.Roundメソッドを使用します。このメソッドは第一引数に対象の数値を、第二引数には四捨五入後に得たい小数点以下の桁数を指定します。

double value = 123.4567;
double roundedValue = Math.Round(value, 1);
Console.WriteLine(roundedValue); // 出力: 123.5

切り上げ

C#でdouble型の変数の小数点第2位以下の値がある場合に切り上げるには、Math.Ceilingメソッドを使用します。対象の数値を10倍して、Math.Ceilingで切り上げて整数へ変換した後、再び10で割って元の桁に戻します。

double value = 123.4001;
double roundedValue = Math.Ceiling(value * 10) / 10;
Console.WriteLine(roundedValue); // 出力: 123.5

切り捨て

C#でdouble型の変数の小数点第2位を切り捨てるには、Math.Floorメソッドを使用します。小数点第2位を切り捨てるためには、対象の数値を10倍して、Math.Floorで小数点以下を切り捨てた後、再び10で割って元の桁に戻します。

double value = 123.499;
double roundedValue = Math.Floor(value * 10) / 10;
Console.WriteLine(roundedValue); // 出力: 123.4

まとめ

この記事では、浮動小数点数(double型)の四捨五入、切り上げ、切り捨て処理について紹介しました。

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