以下のサンプルコードです。
・クリップボードに文字列を貼りつける
・クリップボードから文字列を取得する
準備
フォームにテキストボックス(textBox1)とボタン(button1)を配置します。ボタンをダブルクリックしてイベントハンドラを生成しておきます。
サンプルコード
button1をクリックすると、以下の処理を行います。
- textBox1の内容をクリップボードに貼りつける
- クリップボードから文字列を取得する
- 取得した文字列をtextBox2に表示する
using System;
using System.Windows.Forms;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
InitializeComponent();
}
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
try
{
// 1.textBox1の内容をクリップボードにセット
Clipboard.SetText(textBox1.Text);
// 2.クリップボードから文字列を取得する
string str = Clipboard.GetText();
// 3.取得した文字列をtextBox2に表示する
textBox2.Text = str;
}
catch (Exception ex)
{
// 例外が発生した場合、コンソールにエラーメッセージを出力
MessageBox.Show("エラーが発生しました: " + ex.Message);
}
}
}
}
実行結果
上側のテキストボックスに文字列を入力し、ボタンを押下すると、下側のテキストボックスに同じ内容を表示します。
まとめ
本記事では、C#でクリップボードに文字列を貼りつける/クリップボードから文字列を取得する方法を紹介しました。