プログラムを書く際、関数名だけ先に決めておき、後から関数の中身を実装したくなることがあります。その場合、中身が空の関数を作成しておくことになるのですが、Pythonにおいては空関数の書き方は、他の言語と比べて少し特殊に感じます。
本記事では、Pythonにおける中身のない関数(空関数)の書き方を紹介します。
サンプルコード
空関数の定義は、関数名のあとにインデントをつけて、中身に pass のみを記述します。
# 空の関数を定義する。この関数は何もしない。
def do_nothing():
pass
このようにすることで、何も行わない関数を作ることができます。
pass について
Python の pass は、「何もしない命令」です。これは、構文上、ステートメントが必要であるが、プログラムが特に何もする必要がない場合に使用できます。
まとめ
本記事では、Pythonにおける中身のない関数(空関数)の書き方を紹介しました。