Processingでプログラミング01:setup() と draw()

Processing言語が実行される基本的な仕組みについて。
最初にsetup関数が呼び出され、その後はdraw関数が繰り返し呼び出されます。

setup関数とdraw関数の呼び出し順のフローチャート

たとえば、以下のようなプログラムでdraw関数が呼び出される様子(頻度)を見ることができます。

int counter;

// セットアップ
void setup()
{
  // 画面のサイズ
  size( 300, 200 );
}

// 描画
void draw()
{
  // 背景を黒で塗る
  background( 0, 0, 0 );
  // カウンタを描画
  textSize(30);
  text( counter, 30, 100 );
  // カウンタ更新
  counter++;
}

デフォルトでは draw関数は1秒間に60回呼び出されます。
このときのプログラムの動作を動画にしてみました。

1秒間に draw関数を何回呼び出すかは frameRate 関数で変更可能です。以下のように、setup関数内に frameRate(100); という処理を記述すると、draw関数は1秒に100回呼び出されるようになります。

// セットアップ
void setup()
{
  // 画面のサイズ
  size( 300, 200 );
  // フレームレートを設定
  frameRate(100);
}

この時の動画は以下の通りです。
100の桁が1秒に1回更新されるので、まるでストップウォッチのようですね。

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