バッチファイルは、Windows環境の作業を自動化できる強力なツールです。しかし、バッチファイルで日本語を扱う際には、文字化けの問題がしばしば発生します。
この記事では、日本語を扱うバッチファイルの文字化けの原因とその対処方法について解説します。
文字化けの原因
バッチファイルで日本語が文字化けする主な原因は、文字コードの不一致にあります。日本語版Windowsのコマンドプロンプトは、文字コードがCP932(Shift_JISに相当)となっています。これに対して、バッチファイルを異なる文字コードで保存していると、環境(コマンドプロンプト)とファイルの文字コードの違いから、実行時に日本語表示が正しく表示されない現象が発生します。
対処方法
バッチファイルを保存する際は、テキストエディタで適切な文字コードを選択しましょう。お使いのテキストエディタごとに設定方法は異なります。ここでは、Windows標準のメモ帳と、私がいつもお世話になっている秀丸を例に紹介します。
メモ帳の文字コード設定方法
ファイルを名前を付けて保存する際、保存画面の下部で文字コードを指定できます。SJISと直接表示はありませんが、ANSIを指定することでSJISとしてファイルを保存できます。
秀丸の文字コード設定方法
秀丸の場合もメモ帳と同様に、名前を付けて保存する際の画面下部に設定があります。日本語(Shift-JIS)を選択してファイルを保存しましょう。
まとめ
バッチファイルで日本語を扱う際の文字化け問題は、文字コードの不一致について対処することで解決できる場合が多いです。この記事が、日本語の文字化け問題解決への一助となれば幸いです。