バッチファイルの終了方法には、exit と exit /b があります。本記事では、バッチファイルの終了方法の違いについて紹介します。
exit コマンド
exit コマンドを実行すると、現在のコマンドプロンプトウィンドウが閉じられます。スタンドアロンで実行されるバッチファイルや、明示的にコマンドプロンプトウィンドウを終了させたい場合に使用します。
@echo off
echo このメッセージが表示された後、ウィンドウが閉じます。
exit
exit /b コマンド
exit /b コマンドは、以下の場合に使用します。
- 現在のバッチファイルの実行を終了させるものの、コマンドプロンプトウィンドウは開いたままにしたい
- バッチファイルの呼び出しもとに終了コードを返しつつ、処理を継続したい場合
以下は、それぞれのサンプルです。
現在のバッチファイルの実行を終了させるものの、コマンドプロンプトウィンドウは開いたままにしたい
@echo off
echo このメッセージが表示された後も、ウィンドウは開いたままです。
exit /b
バッチファイルの呼び出しもとに終了コードを返しつつ、処理を継続したい場合
@echo off
echo バッチファイルの呼び出しもとに終了コード0(正常終了)を返します。
exit /b 0
まとめ
本記事では、バッチファイルの終了方法 exit と exit /b の違いについて紹介しました。