バッチファイルにおけるifコマンドを使用することで、条件が成立した場合に特定のアクションを実行することができます。このとき、特定のアクションとして複数のコマンドを記述することができるのですが、書き方にはいくつかの種類があります。
この記事では、ifコマンドの条件が成立した際に複数のコマンドを実行する方法を紹介します。
サンプルコード1:複数のコマンドを括弧で囲う
ifコマンドの条件のあとに、複数行にわたるコマンドを()で囲むことができます。
@echo off
set NUMBER=5
if %NUMBER% EQU 5 (
echo Number is 5
echo This is another command
) else (
echo Number is not 5
echo Executing commands in the else block
)
サンプルコード2:gotoコマンドの使用
gotoコマンドを使用して、条件成立時と非成立時の処理を分けて記述できます。
@echo off
set NUMBER=5
if %NUMBER% NEQ 5 goto notequal
echo Number is 5
echo This is another command
goto end
:notequal
echo Number is not 5
echo Executing different commands
:end
まとめ
本記事では、ifコマンドの条件が成立した際に複数のコマンドを実行する方法を紹介しました。条件成立時の処理として複数のコマンドを実行できるようになると、処理記述の幅が広がると思います。ぜひご活用ください。