C#におけるリストは、動的なサイズを持つコレクションです。この記事では、C#のListクラスを使用して、基本的なリスト操作を紹介します。
リストの初期化
リストを初期化する最も一般的な方法は、Listクラスの新しいインスタンスを作成することです。ここで、Tはリストに格納する要素の型を指定します。
List<int> numbers = new List<int>(); // int型を格納するリスト
List<string> names = new List<string>(); // 文字列型を格納するリスト
要素の追加
リストに要素を追加するには、Addメソッドを使用します。
numbers.Add(1);
numbers.Add(2);
numbers.Add(3);
names.Add("Alice");
names.Add("Bob");
names.Add("Charlie");
要素の削除
要素を削除するには、RemoveメソッドまたはRemoveAtメソッドを使用します。Removeメソッドは指定した要素を削除し、RemoveAtメソッドは指定したインデックスの要素を削除します。
numbers.Remove(2); // 値が2の要素を削除
names.RemoveAt(1); // インデックス1(Bob)の要素を削除
リストをループで使用する
リストの要素を順番に処理するには、foreachループが便利です。
foreach (int number in numbers) {
Console.WriteLine(number);
}
foreach (string name in names) {
Console.WriteLine(name);
}
まとめ
この記事では、C#でのリストの基本的な操作方法について説明しました。リストは、要素の追加、削除、およびループでの処理が簡単に行えるため、C#プログラミングにおいて非常に役立ちます。これらの基本をマスターし、より複雑なデータ構造やアルゴリズムの実装に挑戦してください。